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ホテル内山田

残念ながら、パソコンの調子は相変わらず良くありません。
色々とご助言いただいたのですが、どうも故障しているようです。

文章を書いていると、2~3秒から30秒おきに、「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」または「...................................................................」(日本語入力オフの場合)が出てきて、落ち着いて書けなくなっています。

旅行はあと3週間弱で、異国で日本語環境のパソコンを入手するのも困難。キーボードだけ買っても鞄に入れる場所がないので、我慢しながらこのパソコンを使うか、あるいはネットカフェのパソコンに日本語入力のソフトをダウンロードして何とかブログを続けようと思います。

本当に水滴が原因なのか、単なる故障なのかは判りません。
ラオスで小さな蟻がキーボードの中に入ってきたことがあったし、バスの寝台上段から鞄ごと落下させたこともあります。ある日前触れもなく「Del」キーが利かなくなったこともあるので、元々の作りが弱いのかもしれません(台湾メーカーの中国製)。

水滴は、文章を書きながらミネラルウオーターを飲んだ時に、2、3滴キーボードの上に垂らしてしまったのです。ほんの一瞬のミスでした。
日本でも、パソコンで仕事をしながらペットボトル飲料を飲むことはあるのですが、キーボード上にこぼした記憶はありません。

今さら悔やんでも仕方ないので、とりあえず続けます。

イグアスの滝を見た後、国境を越えてパラグアイに入国しました。

パラグアイといっても皆さんご存知ないと思いますが、私もよく知らなくて、いつもウルグアイと混同します。
面積も同じくらいだし、存在感のなさも似ています。

アルゼンチンの北にある内陸国がパラグアイで、アルゼンチンの東にあるのがウルグアイです。

南米の場合、一番南のアルゼンチンとチリは白人の比率が高い国です。どちらかと言うと豊かで物価も高め。

パラグアイは、先住民グアラニーとスペイン人の混血メスティーソが人口の96%を占めていいます。
国土は割と平坦で、緑も豊富。農業生産力はありそうです。

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(蟻塚が目立つ。どうして南米の蟻はこんな巣を作るのでしょうか?)
.
ただ、工業はあまりなさそうで、国民の生活は豊かとは言えません。
ブラジルのような中進国から入ると、貧しさを感じます。
まず、所在なさげに座り込んでいる人の数が増え、町中にゴミが散乱するようになります。そして多くの自動車が古く、排気ガスを撒き散らしながら走っています。

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(何時代かと思うようなボンネットバス)

まあ、貧しいといっても山ばかりのラオスや、砂漠が広がるイエメンよりは恵まれているような気がしますが、こういう国がどうすれば豊かになるのかは難しい問題でしょう。

工業製品は、高級品は日本や欧米ブランド、準高級品は韓国やブラジルのメーカー製にがっちり押さえられているし、普及品も中国製が強い。
農業生産力があるといっても、隣国のブラジルやアルゼンチンも農業が盛んだからあまり売り先がないし、内陸国だから欧米への輸出も簡単ではない(川の舟運で大西洋とはつながっているようですが)。
鉱物資源があるわけでも、観光地があるわけでもない。
外貨はどうやって得ているのかと思ったのですが、この後に書く日系のホテルで読んだ日本語新聞によると、多くの国民がスペインなどで出稼ぎをして年8億ドルの送金をしているらしい。

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そうやって考えると、パラグアイのような小国が国際経済のなかで浮かび上がるのは非常に難しいと思いました。
中国やブラジル、インドなど大きな市場を抱える国では、市場を餌に国際企業を誘致できるし、国内産業の保護を名目に工業製品に流入に規制をかけることができます。あるいはハンガリーのように背後に巨大市場があれば、産業誘致できる場合もあります。

小国でも、日本や韓国のように工業が育つまで地道に国産品と付き合っていけば、経済発展することはあるのですが、成功例はアジアの数カ国にとどまっています。
「発展途上国」といえば聞こえはいいけど、実態は「後進国」として、一次産品と出稼ぎで何とか凌いでいるのが、多くの国なのでしょう。

アスンシオンでは、「ホテル内山田」という日系人経営のホテルに泊まりました。

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(ホテル最上階からの眺め)

内山田といえば、思い出すのは「内山田洋とクールファイブ」です。

私は彼らの結構なファンで、カラオケでしばしば「中の島ブルース」(生家が大阪の船場で、子供の頃、中ノ島公園によく連れて行ってもらっていたので、自分にとってこの歌の2番がご当地ソングという思いがある)「そして神戸」「東京砂漠」を歌っていました。

そんな思い入れがあって泊まったのですが、ここのオーナーの内山田さんは、長崎の出身だとか(内山田洋さんは福岡県柳川市の生まれ)。

19階建てのかなり立派なホテルで、部屋にはNHKやフジテレビが観られるテレビもあります。日本食が食べられるレストランもあります。さらにマッサージ機があったのは嬉しかった。

実は長時間のバスや飛行機の移動が多くて、背中や肩が凝っていたのです。
イエメンからこのかた、街でマッサージ店を見かけることはなく、帰国するまで我慢するしかないかと思っていたのですが、意外なところにマッサージ機があったので、喜んで使わせてもらいました。

久々にバスタブにも浸かって、旅の疲れを癒しました。
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プロフィール

浅井潤水(じゅんすい)

Author:浅井潤水(じゅんすい)
大阪生まれ、5歳より18歳まで奈良で育つ。大阪の大学を卒業後、東京の出版社に就職。総合月刊誌、写真週刊誌、ワンテーマ・マガジン、新書、文庫などの編集に従事した後、現在は知財・契約管理部門勤務。
おもな担当書に、下川裕治『格安エアラインで個人旅行が変わる!』、鳥塚亮『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』、松尾貴史『ネタになる統計データ』、小篠綾子『コシノ洋装店ものがたり』、吉田友和『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』、坂井優基『現役機長が答える飛行機の大謎・小謎』、三浦展・菊入みゆき『職場で“モテる”社会学』、碓井孝介『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』、『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』、週刊「昭和の鉄道模型をつくる」、ジミー大西『トーテンくんのオーケストラ』などがある。

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