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韓国プチ旅行

12月中旬、韓国を訪ねてきました。

LCCのバニラエアが、成田空港―仁川(イチョン)空港間が往復約14000円(燃油サーチャージ・空港使用料込み)のチケットを出していたので購入し、息抜きに出かけたのです。

今回の旅は、ソウルを起点に、朝鮮半島の南西端に位置する木浦(モッポ)、南東端に位置する釜山に各1泊して、三角形を描くように、鉄道で巡るルートを採りました。

木曜日の朝、成田を出発し、昼前に仁川空港へ。
すぐに空港連絡鉄道でソウル駅に向かいます。
ソウルの龍山駅から、高速鉄道KTXで、木浦へ。

木浦は人口20万余りの港町で、かつては中国と日本を結ぶ連絡港でもあったそうです。
木浦駅から南に歩くと、いきなり岩山が屹立し、ここが儒達山(ユダルサン)という公園になっています。

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(街並みの背後に岩山があるのは不思議な風景)

夕暮れ時に登ったのですが、夜景が綺麗でした(ただし寒かった)。

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翌金曜日は、木浦駅発のムグンファ号という急行列車に揺られ、釜山を目指します。

木浦を出てしばらくは雪景色。
この時期、日本も寒かったのですが、北側にある分だけ、韓国のほうが寒かったようです。

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木浦から釜山間は、ほとんどが慶全線というローカル線で、のんびりと車窓に流れる田園風景を眺めていました。

午前9時20分に木浦を出て、午後4時半に釜山着。
約7時間の汽車旅でしたが、ムグンファ号の座席はゆったりしていて、楽なものです。

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(日本の在来線の列車より、車幅そのものが広い)

釜山では、龍頭山公園という小山にある、釜山タワーから、また夜景を観ました。
木浦と違って、釜山は人口360万の大都市なので、ひときわ街の灯りが華やか。

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釜山タワーには、日本語を話せるガイドがいて、日本統治時代に建設された跳ね上げ橋が復旧していることを教えられました。

土曜日、その跳ね上げ橋を見物に行きます。
影島大橋といって、大林組が作ったそうです。

1960年代まで、橋桁部を持ち上げていたものの、交通量の増加で跳ね上げを中止。
しかし近くに新しい橋をもう1本架けたここと、市民の要望で、解体修理して可動部の復活にこぎつけたそうです。

跳ね上げ橋を観たのは初めてなのですが、なかなか面白い光景でした。

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(通行再開直後)

東京でも、隅田川に架かる勝鬨橋(かちどきばし)などは、元々跳ね上げ橋なのですが、1970年以降橋桁を上げた実績はありません。
復活を望む声もあるのですが、「メンテナンスに費用がかかる」「どのみち大型船は航行しない」などの理由で実現していなかったと思います。

日本の統治時代に作られた橋を、整備して再稼動させるあたり、韓国にお金と余裕があるということかもしれません。

一昔前の韓国だったら、日本統治時代の建物は、撤去することが多かった気もするのですが、時代が変わったのか、釜山という土地柄なのか、どうなんでしょうね。

影島大橋は、毎日12時に、跳ね上げを実施しているそうで、多くの観光客で賑わっていました。

その後、釜山駅から、ITXセマウル号という、在来線の特急列車で大田(テジョン)へ。大田駅でKTXに乗り継いで、ソウルに戻ってきました。
釜山と大田の間は、KTXという高速鉄道もあるのですが、シートがあまり良くないこともあり、在来線の特急も賑わっています。私も、人々の生活が垣間見れる在来線のほうが好きで、ITXセマウル号を利用したわけです。

ソウル到着後、明洞(ミョンド)ゲストハウスにチェックイン。
「ミニルーム」という小さな個室を使いました。

広さは3畳くらい、シャワー、トイレも共同なのですが、なかなか快適でした。
宿泊費は3500円くらい。明洞駅徒歩1分の立地もよく、バジェット(節約)ツーリストにはお勧めの宿です。

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(シェアハウスみたいだとの見方もできる)

投宿後、明洞を散策します。
明洞は、ソウルを代表するおしゃれスポットなのですが、なぜか通りの中央には屋台が並んでいます。

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ブランドショップと、バッタ物を売る屋台が並存していて、なんともアジア的。
いくつか土産を買い、夕食をとりました。

日曜日は朝から仁川空港に移動し、ふたたびバニラエア機に乗って成田空港に戻りました。

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(狭いシートですが、片道2時間なら許容範囲内)

何ということもない韓国旅行でしたが、LCCの発達で、韓国はもう国内旅行に近い感覚です。
今回の旅も、総費用で5万円かかっていないと思います。

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(成田空港着陸前に見た九十九里浜は美しかった)
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プロフィール

浅井潤水(じゅんすい)

Author:浅井潤水(じゅんすい)
大阪生まれ、5歳より18歳まで奈良で育つ。大阪の大学を卒業後、東京の出版社に就職。総合月刊誌、写真週刊誌、ワンテーマ・マガジン、新書、文庫などの編集に従事した後、現在は知財・契約管理部門勤務。
おもな担当書に、下川裕治『格安エアラインで個人旅行が変わる!』、鳥塚亮『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』、松尾貴史『ネタになる統計データ』、小篠綾子『コシノ洋装店ものがたり』、吉田友和『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』、坂井優基『現役機長が答える飛行機の大謎・小謎』、三浦展・菊入みゆき『職場で“モテる”社会学』、碓井孝介『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』、『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』、週刊「昭和の鉄道模型をつくる」、ジミー大西『トーテンくんのオーケストラ』などがある。

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