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歩き遍路

今年は、四国霊場(八十八ヶ所)開創1200年目に当たるそうです。
だからということでもないのですが、一番札所の霊山寺から五番札所の地蔵寺まで歩いてきました。

四国八十八ヶ所は、私が以前仕事をしていた編集部の隣の部署から、ワンテーマ・マガジンが刊行されていて、興味がありました。
とくに信仰心が篤いわけでもないのですが、歩き旅の一パターンとして、遍路も面白いかと思っていたのです。

中島みゆきさんの「遍路」という歌や、松本清張さん原作の映画「砂の器」、菅直人さんの歩き遍路達成の影響も多少あります。

1月下旬の週末、徳島駅から板東駅に列車で移動し、徒歩約10分の霊山寺から巡礼をスタートさせました。

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遍路道は、県道だったり、田舎道だったり、山道だったり様々です。
ある集落を通ったとき、1匹の犬がいました。

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この犬、首輪はついているのですが、自由に歩き回っています。
私自身、犬の「放し飼い」を見たのは久しぶりで、長閑さにちょっと感動しました。
たぶん人に噛み付いたりしない犬で、近所の人も「放し飼い」を黙認しているんでしょうね。
犬にとっては自由に歩きまわれるほうが、たぶん幸せだと思います。

別の町を歩いていると、理髪店がありました。

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近づいてみると、こんなポスターが貼ってあります。

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「決意の丸坊主」ですか…。
私には、そこまでの決意はありませんでした。

三番札所の金泉寺と、四番札所の大日寺の間には、昔ながらの遍路道が残されています。

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事前の予想ではもっと歩き遍路をしている人がいるイメージがあったのですが、季節はずれの1月だったせいか、私以外に歩いていた人は1人だけ。
おかげ?で、物思いにふけりながら歩くことができました。

四番札所の大日寺は、山の中腹にあります。

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境内では、信仰篤い参拝者が、お経を唱えていました。

今回は、遍路の最初の部分を歩いただけですが、感想としては意外に面白い。
何せ有名な巡礼ルートなので、各寺には人が溢れかえっています(大半はバスツアー遍路とマイカー遍路)が、間の遍路道は静かなものです。

私が今回、歩き遍路をしたのは、LCC(格安航空会社)のジェットスターが、昨年12月に成田―高松線を就航させた事情もありました。
今まで全日空や日航で往復30000円くらいした(羽田-徳島線)のが、往復10000円くらいで済みます。
LCCは徳島には就航していませんが、高松―徳島間の高速バスも、週末なら片道1000円です。
つまり、あまりお金をかけなくても、東京から四国遍路に行けるようになったのです。

歩くのは好きだけど、山登りには興味がない人にとって、四国遍路はちょうどいいウォーキング・コースになると思います。

次は、熊野古道に行ってみようかな(笑)。
時期は未定だけれど……
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theme : 旅日記
genre : 旅行

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プロフィール

浅井潤水(じゅんすい)

Author:浅井潤水(じゅんすい)
大阪生まれ、5歳より18歳まで奈良で育つ。大阪の大学を卒業後、東京の出版社に就職。総合月刊誌、写真週刊誌、ワンテーマ・マガジン、新書、文庫などの編集に従事した後、現在は知財・契約管理部門勤務。
おもな担当書に、下川裕治『格安エアラインで個人旅行が変わる!』、鳥塚亮『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』、松尾貴史『ネタになる統計データ』、小篠綾子『コシノ洋装店ものがたり』、吉田友和『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』、坂井優基『現役機長が答える飛行機の大謎・小謎』、三浦展・菊入みゆき『職場で“モテる”社会学』、碓井孝介『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』、『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』、週刊「昭和の鉄道模型をつくる」、ジミー大西『トーテンくんのオーケストラ』などがある。

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