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寺内町

皆さん、「寺内町(じないちょう)」という言葉をご存知ですか?
歴史に詳しい人なら知っていると思いますが、浄土真宗(一向宗)の寺院を中心に、堀などで防御された町です。

その寺内町で、往時の面影をとどめている町が、奈良県橿原市にあります。

6月から親父が入院し、その見舞いで訪ねたときに、病院の近くに「今井町」という寺内町があったので、少し足を伸ばして訪ねてきました。

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江戸時代から、昭和初期に建てられた民家が軒を連ねています。
歴史のある町なのですが、ほとんどは現役の民家で、観光地臭さがほとんどない。
その気になれば、飛騨高山のように観光開発できたと思うのですが、「静かに暮らしたい」という住民の希望もあって、あまりPRもせず、今もふつうの暮らしが営まれています。

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床屋や豆腐屋もあります。

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なかなかお洒落ですよね。

この日も、観光客らしき姿はほとんど見当たらず(一応、案内図や休憩所はあるので、春秋の休日にはそれなりに観光客も来る模様)、暑いのを我慢すれば、のんびり楽しい町歩きでした。

奈良の、橿原を含む飛鳥地方は、古代遺跡が有名ですが、中世以降の町並みにも、こういう見所があるのです。
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プロフィール

浅井潤水(じゅんすい)

Author:浅井潤水(じゅんすい)
大阪生まれ、5歳より18歳まで奈良で育つ。大阪の大学を卒業後、東京の出版社に就職。総合月刊誌、写真週刊誌、ワンテーマ・マガジン、新書、文庫などの編集に従事した後、現在は知財・契約管理部門勤務。
おもな担当書に、下川裕治『格安エアラインで個人旅行が変わる!』、鳥塚亮『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』、松尾貴史『ネタになる統計データ』、小篠綾子『コシノ洋装店ものがたり』、吉田友和『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』、坂井優基『現役機長が答える飛行機の大謎・小謎』、三浦展・菊入みゆき『職場で“モテる”社会学』、碓井孝介『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』、『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』、週刊「昭和の鉄道模型をつくる」、ジミー大西『トーテンくんのオーケストラ』などがある。

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