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週末韓国

週末を利用して、韓国に行ってきました。

エアアジアがキャンペーンをしていて、成田と仁川(ソウルの国際空港)間が、空港利用料や燃油サーチャージ込み2万2000円で往復できたので、ちょっと気分転換に行くことにしたのです。

今回(2月最終の土曜日)は、出発にもたついて、予定が押していたので、日暮里駅から京成スカイライナーに乗りました。

スカイライナーには、スカイアクセス線経由になってから初めて乗ったのですが、日暮里駅から空港第2ビル駅まで36分。
今まで1時間以上かかっていたので、とても早く感じます。

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成田空港から乗ったエアアジアの旅客機は、LCC(格安エアライン)のご多分にもれず、席は狭い。

近年は、飛行機といえば乗るのはLCCばかりで、既存航空会社が就航している羽田空港を2年以上利用していませんでした。成田空港と茨城空港ばかり使っているわけです。

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(LCCの座席の狭さにはもう慣れましたが…)

ところで、ほとんどのLCCは、荷物を機内預けにすると、約1000円の別料金が発生します。

私はここ10年以上、キャスター付きキャリーバックと、デイバッグの組み合わせで旅をしていたのですが(既存航空会社は、預託荷物が20キロまで無料)、LCCの課金システムに対抗して、久しぶりにバックパック一つに荷物をまとめて、機内持ち込みにしたのです。

というわけで、私も十数年ぶりに「バックパッカー」スタイルに回帰しました。

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(ナイキ製の40リットルバッグ。デザインは昔風だが、ポケットが多くて使いやすい)

これを機内で足元に置いたものだから、脚はほとんど動かせませんでした。

離陸から2時間半ほどで、仁川国際空港着。電車でソウル市内に移動して、ゲストハウスに投宿。

翌日(日曜日)は、ソウル市内の清涼里駅から「ムグンファ号」という急行列車に乗って、中央線経由で釜山に向かいました。
車内は登山客で混んでいて、私の周囲も「若いおばさん」の団体客が座っていたのです。

今、「若いおばさん」と他人事のように書きましたが、よく考えみると自分と同世代です。
日本で「山ガール」はだいたい30歳前後。その後の40代は子育てに追われるせいか数は減って、次は50代以上の、子育てをだいたい終えた中高年がボリュームゾーンです。

「この人たち、独身なのかな?子供はいないのかな?」などと、色々考えたのですが、初対面の女性にビミョーな問題を、不躾に聞くわけにもいかず、ひたすら明るい団体さんを眺めていました。アラフォー女性が元気なのは、日本も韓国も共通ですが、韓国の少子化は大丈夫かとも心配になります。

そのうち彼女らは、私たちも子供の頃にやった指立てゲームを始めたりして、「ノリが若いね」と感心することしきり。

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(許可をもらって撮影)

そんな団体客も堤川駅で降り、私の乗った列車は、山間をのんびり南へ進んでいったのです。

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(凍った河。ソウルは東京より北にあるせいか、寒い)

慶州を通り、午後4時すぎに、釜山市内の釜田駅に到着。
地下鉄の駅に向かったのですが、駅前に市場があり、歩道にも所狭しと商品が並べられていました。

この、歩道に商品を並べる感覚が、何ともアジア的。
日本でも商店街などでは、多少道に商品がはみ出すことがあるのでしょうが、ここまで露骨に道路上で商売をする慣習はありません。

韓国は、経済的には先進国なのでしょうが、何かこういう歩道の使い方のユルさがアジア的で、私も海外に来た実感が湧いてきます。

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この日は、釜山駅前の安ホテルに宿泊。

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(釜山駅から街を眺める。私の好きな風景のひとつ)

有給休暇を取った月曜日に、今度は京釜線の「ムグンファ号」に乗り、ソウルを目指します。ソウル駅から仁川国際空港に移動して、ふたたびエアアジアに乗って帰国しました。

まあ、これといった目的もなく、ただ列車から車窓を眺めに行ったようなものですが、私にはいい気分転換になります。

あと、韓国でひとつ気が付いたのが物価の上昇です。
コンビニやアウトレットモールで見る限り、日本より高い品が結構あるのです。とくにアウトレットモールでは、「日本で買ったほうが安いのでは…?」との印象が。ウォン安の副作用かもしれません。

韓国人の所得水準は、日本人の6~7割と言われています。
これで、物価が日本とそんなに変わらないとしたら、庶民はやってられないだろうし、だから大統領選挙で「経済民主化」が争点になったのでしょう。

日本の家電メーカーが、サムスンやLGなど韓国勢に敗れたといっても、韓国人がすごく豊かになったわけでもなさそうで、経済のグローバル化というのは「勝者なき消耗戦」のようなものかと、つくづく思いました。
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プロフィール

浅井潤水(じゅんすい)

Author:浅井潤水(じゅんすい)
大阪生まれ、5歳より18歳まで奈良で育つ。大阪の大学を卒業後、東京の出版社に就職。総合月刊誌、写真週刊誌、ワンテーマ・マガジン、新書、文庫などの編集に従事した後、現在は知財・契約管理部門勤務。
おもな担当書に、下川裕治『格安エアラインで個人旅行が変わる!』、鳥塚亮『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』、松尾貴史『ネタになる統計データ』、小篠綾子『コシノ洋装店ものがたり』、吉田友和『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』、坂井優基『現役機長が答える飛行機の大謎・小謎』、三浦展・菊入みゆき『職場で“モテる”社会学』、碓井孝介『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』、『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』、週刊「昭和の鉄道模型をつくる」、ジミー大西『トーテンくんのオーケストラ』などがある。

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