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「訪問国数は?」という、難問

こうして、あちらこちら旅を続けていると、知り合いに会ったとき、「ところで、これまで何ヵ国を旅行したの?」と、しばしば聞かれます。

実はこの質問、答えが意外と難しい。

理由のひとつは、訪ねた当時と現在とで、国の形が変わっていること。
たとえば昔、「東ドイツ」という社会主義国に行ったことがあるのですが、今はドイツに統合されています。
「ユーゴスラビア」を訪ねたこともありますが、その後多くの国々に分かれた。

ふたつ目は、「旅行したことのある国」の定義。

今の国境でカウントすれれば、ベラルーシには入っているはずですが、モスクワからワルシャワへの夜行列車で通っただけで、風景はまったく見ていない。
逆にキプロスは、飛行機の経由地で、着陸前に上空からよく田園風景は見たけれど、入国はしていません。

フランスとスペインの間にアンドラという小国があり、フランスのトゥールーズからレンタカーで向かって、国境線は越えたのですが、首都が思ったより遠くて、時間切れで引き返したことがあります。ピレネー山中を2時間くらい走っただけでした。

無題

こういうのを、「行った」と言っていいのか?

そんなこんなの曖昧さがあって、訪問国数は、自分でもよく分からないのです。
聞かれた時には、「70数ヵ国」と答えています。

この冬、あまり旅行する予定もないので、「行ったことのある国」を再定義して、数えてみました。

(1)国の単位は、現在の国(国境線)をベースとする(例:東ドイツは除外)。
(2)少しでも入国し、国土を歩いたことがあれば、カウントする(例:アンドラは入国済み)。
(3)ただし、夜行列車や夜行バスで通過しただけの国は、カウントしない(例:ベラルーシは除外)。

以上のルールで、カウントを始めます。

・東アジア=韓国、北朝鮮、中国、モンゴル
・東南アジア=フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、インドネシア
・南アジア=インド、パキスタン、ネパール、スリランカ
・中近東=イラン、トルコ、ヨルダン、イスラエル、アラブ首長国連邦、イエメン
・アフリカ=エジプト、モロッコ、ケニア、タンザニア、南アフリカ、レソト
・ヨーロッパ=イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ロシア、ポーランド、スイス、リヒテンシュタイン、オーストリア、チェコ、スロバキア、イタリア、バチカン、サンマリノ、モナコ、スペイン、ポルトガル、アンドラ、ハンガリー、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、ブルガリア、ギリシャ
・北米=アメリカ、カナダ
・中南米=メキシコ、キューバ、ブラジル、ボリビア、ペルー、チリ、アルゼンチン、パラグアイ
・オセアニアとその周辺=オーストラリア、ニュージーランド、フィジー

こうして数えてみると、75ヵ国ですね。

「たくさん行っている」と言えば行っているのですが、なかにはヨーロッパのミニ国家も含まれています。
世界には国連加盟国だけで190以上あるので、行ったことのない国のほうが多い。

私の、当面の目標としては「100ヵ国訪問」というのがあります。
75ヵ国訪れたと言っても、日本から行きやすそうな国にはたいてい行ったので、あと25ヵ国がしんどい。

ゴールデン・ウイークや夏休みなどにも、中国やインドのように、すでに訪問した国の未踏エリアを訪れることが多いですし。
未訪問国だけ、行っているわけでもない。
というわけで、勤め人生活を終えるまで、100ヵ国訪問は難しいでしょう。

退職してからも、なるべく健康を維持して、70歳くらいまでに到達できればと思います。
しかし100ヵ国行ったから「だからどう」と言うこともなく、自己満足にすぎないのですが…。
「日本百名山に登った」と比べると、ストイックさがないというか。

実は今年のゴールデン・ウイーク、セルビアまでの往復航空券を購入しました。
レンタカーで、旧ユーゴスラビア諸国とアルバニアを廻ろうと思っています。

クロアチアのドゥブロヴニクには行ったことがあるのですが、他には何があるのでしょうか?

無題p
(ドゥブロヴニク)

訪問国数を増やすための駆け足旅行になると思うのですが、そろそろリサーチを始めたいと思います。
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プロフィール

浅井潤水(じゅんすい)

Author:浅井潤水(じゅんすい)
大阪生まれ、5歳より18歳まで奈良で育つ。大阪の大学を卒業後、東京の出版社に就職。総合月刊誌、写真週刊誌、ワンテーマ・マガジン、新書、文庫などの編集に従事した後、現在は知財・契約管理部門勤務。
おもな担当書に、下川裕治『格安エアラインで個人旅行が変わる!』、鳥塚亮『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』、松尾貴史『ネタになる統計データ』、小篠綾子『コシノ洋装店ものがたり』、吉田友和『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』、坂井優基『現役機長が答える飛行機の大謎・小謎』、三浦展・菊入みゆき『職場で“モテる”社会学』、碓井孝介『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』、『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』、週刊「昭和の鉄道模型をつくる」、ジミー大西『トーテンくんのオーケストラ』などがある。

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