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上海と水郷と詐欺師

連休を使って、ちょっと中国に行ってきました。

中国に行くのは、たぶん8度目。
北は黒竜江省、南は雲南省、西は新疆ウイグル自治区と、あちこち行きましたが、今回はちょろっと上海周辺の週末旅。

これまたおなじみの、格安エアライン(L.C.C.)の春秋航空に、茨城空港から乗り込みます。
茨城―上海線に乗るのは、これが4回目なのですが、まったくリクライニングしない座席は、かなり疲れます。
片道6時間(バンコク便)のエアアジアXや、片道10時間(ヘルシンキ便)のフィンランド航空より疲れるかも…。
シートが、エアバス純正品ではなくて、中国製だからかもしれません。

燃油サーチャージなど諸税込みで往復3万円だから、文句は言えませんが…。

今回は上海火車駅近くの安ホテルに滞在して、周荘という水郷の町に行ってきました。
中国は昔から、運河などを航行する水運が盛んで、周荘も賑わっていました。
しかし、鉄道や道路の発達により、ちょっと時代に取り残された状況になり、都市としては発展しませんでした。
その代わり、古い町並みや建物がよく残っていて、現在では観光地になっています。

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この街の雰囲気は、イタリアのベネチア(ベニス)に似ています。
旧市街のなかを運河が交差していて、自動車は道が細いので入れない。
ベネチアの建物を中国風にすれば、こうなるかなと。

私は、この街の風景が好きです。
絵に描いたような、昔の風景が見られるから。

ただ、中国人も同様に懐かしく思うらしく、休日の昼間は結構な数の観光客がいます。

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観光客が帰る夕方になると、ゴンドラの渋滞が見られます。

あと、ベネチアと違って海に囲まれているわけでなく、下水道が普及していないせいか、全体にドブ臭いのが難です。
行くなら、冬の平日がいいかもしれません。

上海では、トロリーバスに乗ったり、豫園を見物したりしたのですが、私にしては珍しく、"詐欺"に遭いました。

豫園の近くで、中国人女性2人組にスマホで記念写真を撮ってくれと言われ、撮ってあげると中国語で話かけられました。
「私は日本人だよ」と返すと、「私たちも香港から来たのよ」と英語に切り替えてきたのです。

で、「どのくらいの期間、上海にいるのか?」とか話をしているうちに、「この辺りに、私たちが支援している少数民族のギャラリーがあって、お茶が飲めるので一緒に行かないか?」と誘われたのです。

後にして思うと、ここで断ればよかったのですが、「香港」、「少数民族を支援」といった言葉を、うっかり信じてしまったのです。
「香港の若者=民主化運動」という刷り込みがあったのだと思います。

で、付いていくと土産物屋の一角(なぜか締め切られていた)で、結構高いお茶を出され(途中で勧められても注文を控えたが)、総額の3分の2を払わされる羽目に。
支払ったのは300元(約6000円)でした。

彼女らが香港から来た観光客というのは、ほぼ真っ赤な嘘で、彼女らと店はグル。
言葉巧みに店に誘い込んで、お茶を飲んだ後で、支払いを断ったら、怖いお兄さんが出てくるというパターンです。

いやはや、日本で「振り込め詐欺」などの報道を見て、「誰が引っかかるんやろな~。アホやな」とか思っていたのですが、いざ詐欺師に狙われてみると、意外と簡単に騙されるものですね。

まあ、被害額が6000円で済んで、いい勉強になったとは言えますが。

何度も同じ町に行って、油断していたのかもしれません。

それはそうと、上海で「およっ」と思ったのが、トロリーバスの終点付近で見つけた「ガウディ風マンション」です。
建物の一部だけなんですが、サグラダ・ファミリアのような外壁が。

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たぶん実用的にはなんの意味もないデザインに凝るあたり、中国にも経済的な余裕があるのかと思いました。
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プロフィール

浅井潤水(じゅんすい)

Author:浅井潤水(じゅんすい)
大阪生まれ、5歳より18歳まで奈良で育つ。大阪の大学を卒業後、東京の出版社に就職。総合月刊誌、写真週刊誌、ワンテーマ・マガジン、新書、文庫などの編集に従事した後、現在は知財・契約管理部門勤務。
おもな担当書に、下川裕治『格安エアラインで個人旅行が変わる!』、鳥塚亮『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』、松尾貴史『ネタになる統計データ』、小篠綾子『コシノ洋装店ものがたり』、吉田友和『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』、坂井優基『現役機長が答える飛行機の大謎・小謎』、三浦展・菊入みゆき『職場で“モテる”社会学』、碓井孝介『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』、『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』、週刊「昭和の鉄道模型をつくる」、ジミー大西『トーテンくんのオーケストラ』などがある。

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