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寺内町

皆さん、「寺内町(じないちょう)」という言葉をご存知ですか?
歴史に詳しい人なら知っていると思いますが、浄土真宗(一向宗)の寺院を中心に、堀などで防御された町です。

その寺内町で、往時の面影をとどめている町が、奈良県橿原市にあります。

6月から親父が入院し、その見舞いで訪ねたときに、病院の近くに「今井町」という寺内町があったので、少し足を伸ばして訪ねてきました。

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江戸時代から、昭和初期に建てられた民家が軒を連ねています。
歴史のある町なのですが、ほとんどは現役の民家で、観光地臭さがほとんどない。
その気になれば、飛騨高山のように観光開発できたと思うのですが、「静かに暮らしたい」という住民の希望もあって、あまりPRもせず、今もふつうの暮らしが営まれています。

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床屋や豆腐屋もあります。

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なかなかお洒落ですよね。

この日も、観光客らしき姿はほとんど見当たらず(一応、案内図や休憩所はあるので、春秋の休日にはそれなりに観光客も来る模様)、暑いのを我慢すれば、のんびり楽しい町歩きでした。

奈良の、橿原を含む飛鳥地方は、古代遺跡が有名ですが、中世以降の町並みにも、こういう見所があるのです。
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猛暑とBS

いやはや、今年の夏は暑いですね。
例年だと、8月後半~9月は現代アートのイベントを観に行ったり、近場の海外をちょっと廻ったりするのですが、暑さで精気を奪われたのか、旅に出る気にもなれません。

前回(3年前)観にいった瀬戸内国際芸術祭も開催中なのですが、夏期間の訪問は早々にあきらめ、秋の連休に行くことになりそうです(今回は春、夏、秋の三期に分けて開催されている)。

昔より日本が暑くなっているせいか、私が歳を取って暑さに弱くなっているせいか、夏の活動量が落ちているのは確か。
以前から、「なるべく早く仕事をリタイアして、東南アジアにでも移住しよう」と計画していたのですが、暑さへの耐性がなくなっているし、本当に南国に住めるのか、疑わしくなってきました。

そんな怠惰な私が、旅の代償行為というわけでもないのですが、よく観ているがBSの旅番組です。
最近のお気に入りは、BS―TBSの「世界バス紀行」とBS日テレの「世界・神秘の道をゆく」。
「世界バス紀行」は、その名の通り、世界各地をバスで巡る旅で、有名な観光地だけではなく、パラグアイで日系移民の町を訪ねたり、バングラディシュのビーチを訪ねたりと、日本人には馴染みのないエリアが紹介されるのが面白い。
バスは鉄道と違って、どの国にもあるので、どんなルートでも組める。
テレビマンユニオンなど、有力なテレビ制作会社にいる旅好きが、知恵を絞ってルーティングしているようです。
現地の人が親切すぎるところが、ドキュメンタリーとしては演出っぽいですが、純粋に旅番組として観れば、なかなか楽しめます。

「世界・神秘の道をゆく」のほうは、フランスの番組を日本語に吹き替えたもので、訪ねる対象も、パタゴニアやら、東欧諸国での共産主義の残照やら、地域的、歴史的にも発掘感があります。
これは観光というよりも、現地に住んでいる人の声を集めた番組で、構成にフランスっぽい皮肉が込められているのもの、食事とホテルと風景で構成される日本の(とくに民放の)旅番組と比べると、見ごたえがあります。

とか何とか言っているうちに、暑さがやわらいで、旅に出る力が湧いてくればいいのですが…。



プロフィール

浅井潤水(じゅんすい)

Author:浅井潤水(じゅんすい)
大阪生まれ、5歳より18歳まで奈良で育つ。大阪の大学を卒業後、東京の出版社に就職。総合月刊誌、写真週刊誌、ワンテーマ・マガジン、新書、文庫などの編集に従事した後、現在は書誌情報の管理部門勤務。
おもな担当書に、下川裕治『格安エアラインで個人旅行が変わる!』、鳥塚亮『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』、松尾貴史『ネタになる統計データ』、小篠綾子『コシノ洋装店ものがたり』、吉田友和『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』、坂井優基『現役機長が答える飛行機の大謎・小謎』、三浦展・菊入みゆき『職場で“モテる”社会学』、碓井孝介『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』、『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』、週刊「昭和の鉄道模型をつくる」、ジミー大西『トーテンくんのオーケストラ』などがある。

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