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丹後半島

皆様、明けましておめでとうございます。

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るってまもなく約2年、収束のきざしが見えない日が続きます。
流行をワクチンで完全に抑え込むことはできず、当面の間、withコロナの時代が続きそうです。

海外渡航の再開も、見通せません。
もしかすると、あと5年くらい無理なのかもと思うこともあります。
まあ、ウイルスが原因だから仕方ないのですが。

私のほうは第5波が収まってから、11月にちょこっと、東北地方の三陸海岸や羽黒山に出かけてきました。
そして、年末は帰省ついでに丹後半島を訪ねました。

丹後半島は、8年前に『男はつらいよ 寅さんロケ地ガイド』という本を制作した際に、伊根の舟屋集落は訪ねたことがあって、それ以来の再訪になります。
前回は仕事だったので天橋立は素通りしたのですが、今回はモノレールに乗って展望台から眺めます。

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ちょうど年末に、大きな寒波が日本を覆って、日本海側は大雪。
私が向かった12月29日は寒波が緩んで、道路なども除雪されていたのですが、浜辺などには雪が残っていて、コントラストが際立った風景になっていました。
雪がなければ、もっと茫洋とした風景になっていたはずで、ラッキーだったと思います。

そのあと、伊根湾の遊覧船に乗って、舟屋集落を見物します。
家屋の海側に船着き場がある様式は、伊根独特のものですが、歴史はそれほど古くなく、大正~戦前に形成されたそうです。
道路が未発達だった事情もあるそうです。
過疎化が進んでいることもあって、あまり建て替えはされておらず、来るたびに少しずつ老朽化しているようにも見えますが。

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今回は、家族同伴だったこともあり、京都市内からレンタカーで軽く巡りました。
関西旅行のついでに足を延ばすには、いい場所だと思いますよ。
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屋久島

旅好きにとっては、重苦しい時間が続いています。
新型コロナ感染症はなかなか収まらず、海外旅行の再開も見通せない状況です。

ファイザー製のワクチンを打っても、デルタ株の感染は6割しか防げない(重症化は避けられるにしても)となると、当面はコロナ以前のように自由に旅行はできないかもしれません。

より心配なのは、中国製のワクチンを頼りにしている発展途上国で感染が収まらず、先進国でも一定割合ワクチンを打たない人がいるので、感染がくすぶり続けることです。
とくに中国はプライドもあって、欧米製のワクチンは使わないような気がします。
そうすると、現在の強制隔離2週間が継続する可能性もあり、実質的に中国旅行はできなくなるかもしれません。

今年に入ってからは、第三波と第四波の間に山陰と山陽を少し廻り、第四波と第五波の間に屋久島に行ったのが、旅行らしい旅行となっています。

屋久島には7月2日から7日まで滞在しました。
成田空港からジェットスターで鹿児島空港に飛び、空港バスで市内へ。
ホテルで1泊してから、フェリーで屋久島に向かいました。

屋久島訪問は、13年ぶり3回目。
縄文杉をはじめ、主な見どころにはすでに行ったことがあるので、今回はのんびり巡ろうと思っていました。
屋久島の宮之浦港でレンタカーを借り、屋久島ゲストハウスに5連泊し、雨が降っていない日だけ観光をしようと。

屋久島と言えば、雨の多さで有名で、コロナ感染症の谷間ということで梅雨の真っただ中に旅程を組みました。
正直、滞在5日間のうち、2日くらい観光できればいいやと思っていました。

ところが、梅雨前線が北上して、屋久島は意外に天気がよかったのです。
まあ、こんなこともあるものだと。

今回は、白谷雲水峡、ガジュマル園、ヤクスギランド、大川の滝などを訪ねました。

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(ガジュマル園)

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(千尋の滝)

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(ヤクスギランド)

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(大川の滝)

この旅では、観光以外にもうひとつ試したことがあって、会社のシステムにアクセスできるパソコンを持参して、滞在先で仕事をしてみたのです。
私の勤務先では、まだワーケーション(リゾートワーク)は認められていないので、あくまで有給休暇中の空いた時間に仕事をするということにしました。
新型コロナ感染症の流行以降、私の勤務先でも急速にリモートワークの環境が整えられ、屋久島にいても仕事の9割はこなすことができます。
以前だとできるのはメール連絡だけだったので、2~3割しかこなせなかったと比べると進歩しています。

まあ、私の勤務先が、この先ワーケーションを認める可能性は高くないと思うのですが、休みを取っても、業務の肩代わりを同僚に頼む必要がないのは気楽なものです。

当面は海外には出られない分、国内のあちらこちらで滞在型の休暇を取っていこうかなと、思っております。

とりあえず、心の旅

まあ、これを言っても仕方がないのですが、新型コロナウイルス感染症の影響は長引きそうです。

期待していたワクチンも、接種すれば必ず感染を防げるほどのものではなく、集団免疫のような効果が上がるのは、来年以降とのこと。
ファイザーなど欧米で開発されたワクチンに関しては情報が出ていますが、発展途上国でおもに使われるであろう中国やロシア製のワクチンの効果に関する情報はなかなか出てきません。

私はどちらかというと、発展途上国を旅するのが好きなので、中国やロシア製のワクチンに期待しているのですが……。
以前のように、自由に海外旅行できる日がなるべく早く来ればいいのですが、L.C.C.やゲストハウスなど、格安旅行者向けのインフラが、コロナ収束まで持ちこたえられるのかどうかも心配です。

とまあ、色々心配をしても、自分にできることはほとんどなく、感染者が減っている時期に国内旅行に行って、なるべく交通機関や宿を利用することくらいなのですが…。

先日、ちょっと気分を変えてみようと思い立ち、感染予防のためにマイカーを走らせて、成田市のワットパクナム日本別院を訪ねてみました。

ここは前々から行ってみたいと思っていたのですが、東京の西のはずれにある自宅から成田までは、結構な高速道路代がかかるので、延び延びになっておりました。

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しかし、タイ本国まで行くことを考えればたいしたことはない、という発想で車を走らせたのです。

ワットパクナムは、日本に住むタイ人のために、事業で成功したタイ人が建てたらしく、資材のすべてをタイ本国から持ってきたわけではないでしょうが、外観、インテリアともに、タイらしい雰囲気があります。

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とは言っても、私は辛い食べ物が苦手で、タイにはそれほど行ったことがなく、タイ本国の寺院の雰囲気が、どのくらい再現されているかは何とも言えないのですが…。

寺院内は、訪れる客も多くはなく(バスなどの公共交通機関で辿り着くのが難しい、へんぴな場所にある)、静かに異国情緒を味わうことができます。

私が海外旅行をしたのは、昨年の年初にかけて出かけた東アフリカとカタールの旅が最後ですから、久しぶりに日本から離れたような感覚になりました。

関東地方でこういうアジアの異国情緒を味わえる空間としては、東京都渋谷区にあるモスク「東京ジャーミイ」や、横浜中華街の「横浜媽祖廟」や「横浜関帝廟」があります。

当面、海外旅行に行けない代償行為となる訳ですが、また時間があれば、それらの異国スポットをボチボチ訪ねてみようと思います。

白神山地と福島原発

10月に入り、東京都も「Go To トラベル」の対象エリアになったので、ちょこっと東北に行ってきました。

JR東日本に「大人の休日倶楽部パス」という割引切符がありまして、期間は限られるのですが、JR東日本が4日間15270円で乗り放題。新幹線や特急列車にも乗ることができます。

このパスを使って、青森経由で鷹巣という駅に向かいます。

鷹巣駅から、秋田内陸縦貫鉄道に乗って角館へ。
秋田内陸縦貫鉄道は、秋田県の山中を走る第三セクターのローカル線で、沿線人口の少なさから、いつ廃線になってもおかしくないほど、閑散としています。
ただ、沿線に「何もない」のがよくて、94キロの車窓風景は、田園と山林ばかり。

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約2時間、田舎の風景を見ながらぼんやりするのは、私にとっては至福の時間です。

秋田市で1泊したあと、秋田・青森県境にある、白神山地を目指します。
白神山地というと、ずっと以前から世界遺産だったのですが、登録内容の「ブナ原生林」というのがどうにも地味で、これまで足を運んだことがありませんでした。
今回、鉄道の乗り放題パスがあったので、未踏の白神山地を目指したのです。

秋田駅から奥羽本線と五能線を経由して、十二湖駅へ。
十二湖駅から路線バスで十二湖の入口に到達します。

ここから約1時間半のウォーキング。
ブナの原生林を通って、いくつかの湖を巡ります。

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そこで見る光景は、ちょっと神秘的で美しい。
原生林だけだと退屈するかもしれませんが、湖があるのでメリハリがつきます。

散策を終え、路線バスで十二湖駅に戻り、弘前へ向かう列車を待ちます。
この時、スマートフォンで十二湖を調べているうちに、歩いたエリアが「世界遺産ではない」ということに気が付いたのです。
同じ白神山地でも、もっと奥地のブナ林だけが世界遺産に指定されていたと。
少し落胆しましたが、十二湖が美しかったので、満足しました。

弘前では、弘前城を訪ねたのですが、天守閣が石垣修理のため移築されていて今イチ。
結局、青森、仙台を経由して、福島県の原発被災地を訪ねることにしたのです。

今年3月に全線が再開通したJR常磐線に乗って、双葉駅に。
駅周辺は除染が済んでいるので、立ち入り禁止ではないのですが、居住は認められていないので、ゴーストタウンのようになっています。

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歩いていると、消防団詰め所の時計が、停電した時間で止まっていたり、タバコの自販機に今はない銘柄「セブンスター」や「マイルドセブン」が残っていたりと、9年半の時間が止まっているのをシュールに感じることができます。

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主のいない家の庭には、放射性廃棄物を入れた袋が、庭に置かれていました。

三陸海岸など、津波の被害が主だったエリアはかなり復興が進んで、震災直後の姿を留めている場所は減ってきているのですが、福島原発被災地のうち、浪江、双葉町、大熊町などは震災直後の姿がよく残っています。

あまり長い時間いるのは健康上お勧めできませんが、短い時間なら一見の価値があると思います。
一度訪ねてみればいかがでしょうか。

北アルプス周辺

8月中旬に短い夏休みを取って、マイカーで旅行してきました。

当初、夏休みはお盆明けに屋久島へ行く計画だったのですが、7月から新型コロナ感染症が再流行。
さすがに離島滞在は難しいと思い、信州に行くことにしたのです。

以前から北アルプスでトレッキングをするプランがあり、今回はそれを主目的にしました。

1日目。東京から、甲府、松本を経由して白馬で投宿。

2日目は、あまり天候が良くなかったので、山ではなく海に向かいます。
白馬から50㎞ほど北上すると、日本海側の糸魚川。
糸魚川から、海沿いに富山方面へと向かうと、親不知海岸(正式名称は、親不知子不知)があります。

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北アルプス(飛騨山脈)の山塊が、そのまま日本海に突っ込んでいるような険しい地形です。
江戸時代まで、北陸と越後を繋ぐルートはここしかなく、大名の参勤交代を含め、親不知を通っていたらしい。
歩行できそうな浜がある部分もあれば、ほとんどない部分もあり、ここをどうやって通ったのか、不思議です。
実際、渡っている途中に命を落とす人もいたらしい。

明治以降、崖に沿った道路や線路が開削され、行き来はしやすくなります。
今では、新幹線や高速道路も、橋やトンネルによって、親不知を貫通しています。

2日目は、ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで、栂池高原へ。
ゴンドラリフトは、冬はスキー客が乗るものを、夏はハイカーが利用しています。
おかげで、標高約1800mから歩き始めることができるのです。

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標高約1800mなので、平地と比べると涼しいのですが、何せ1年でもっとも暑い時期なので、高原でも20℃台後半はあったと思います。日差しも強かった。

栂池高原には「栂池自然園」という、公園のように管理された区画があって、湿原などを自然な状態で見ることができます。

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「展望湿原」というポイントからは、白馬岳の大雪渓が眺められます。

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「雪渓」と「氷河」は、外観が似ていますが、ここでは氷体は確認されなかったようです。
積もった雪が圧力によって氷にならないと、氷河とは認められないとのこと。
なので、これは大きな万年雪と言えるかもしれません。
ちなみに日本でも、他に7ヵ所氷河が確認されている場所があります。

栂池高原を5時間ほど歩いて、またゴンドラリフトに乗って下山。

マイカーに乗り換えて白馬のペンションに戻ったのはいいのですが、ペンションの部屋にはエアコンがなかった。
20年以上前のウインタースポーツ全盛期に建てられたペンションですから、日本全体がその後これほど暑くなることは想定されていなかったのでしょう。
夜は暑苦しくて眠れないというほどではないのですが、夕方は部屋が結構暑い。

地球の平均気温が上がっていることは、高原の旅にも影響しているようです。

3日目は、長野電鉄の前面展望車両に乗ります。

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かつて小田急電鉄を走っていたロマンスカーが、長野電鉄に譲渡されたものです。

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前面展望列車が好きだと言うと、子供みたいなのですが、運転士気分が味わえて、実際面白い。
小田急を走っていた頃は、展望室の指定席を予約するのが一苦労。
長野電鉄では、自由席なので、始発駅である程度待てば、展望室に座ることができます。
沿線風景も、扇状地を下ったり、果樹園の中を疾走したりと、なかなか味わいがあります。

と、まあ信州の旅を楽しんでいたのですが、8月中旬は信州でも日中は30℃を超える猛暑で、外を歩き回っていると熱中症になりかけました。
ある店舗で、入るときに体温を測られ、顔が火照っていることに気がついたのです。

旅先でリアルな熱中症になっても仕方ないですから、予定を1日繰り上げて東京に戻りました。

1日自宅で静養してから、出勤したのですが、正直、会社で働いているほうが楽です。

お盆時期に夏休みを取ったのは久しぶりだったのですが、暑い盛りに夏休みを取るのは賢くないことを思い知ったのが、今回の教訓でした(笑)。
プロフィール

浅井潤水(じゅんすい)

Author:浅井潤水(じゅんすい)
大阪生まれ、5歳より18歳まで奈良で育つ。大阪の大学を卒業後、東京の出版社に就職。総合月刊誌、写真週刊誌、ワンテーマ・マガジン、新書、文庫などの編集に従事した後、現在は知財・契約管理部門勤務。
おもな担当書に、下川裕治『格安エアラインで個人旅行が変わる!』、鳥塚亮『いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略』、松尾貴史『ネタになる統計データ』、小篠綾子『コシノ洋装店ものがたり』、吉田友和『スマートフォン時代のインテリジェント旅行術』、坂井優基『現役機長が答える飛行機の大謎・小謎』、三浦展・菊入みゆき『職場で“モテる”社会学』、碓井孝介『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』、『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』、週刊「昭和の鉄道模型をつくる」、ジミー大西『トーテンくんのオーケストラ』などがある。

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